(この記事は2025年7月29日に更新されました)
「バンクーバーから日帰りで旅行に行きたい!」
「自然に囲まれてゆっくりしたいなぁ」
「車やバスを使って少し遠出したい」
こんにちは!ブログ管理人のSozoroです。
今回はバンクーバーを良く知る私が「バンクーバーから日帰りで行ける観光地6選」をまとめてみました。
どこも実際に行ったからこそ分かる魅力や雰囲気をお伝えしていきます!
特に山や海などの自然が好きな方、週末を静かに過ごしたい方、一人旅でも複数人でも楽しめるスポットをピックアップしています。
カナダへの旅行者の方も、長期滞在の方も是非参考にしてみてくださいね。
Vancouverから行ける日帰り旅行先6選
Whistler (ウィスラー)

ウィスラーはバンクーバーから北に120kmの場所に位置しており、2010年には冬季オリンピックが開催されたことで有名になりました。

北米最大のスキーリゾートで、冬になるとウィンタースポーツを楽しむことができます。
Whistler Village (ウィスラービレッジ)というホテルやレストラン、お土産店などが密集しているエリアが観光の中心地で、多くの人で賑わいます。
ウィスラーは夏も避暑地として人気が高く、周辺の滝や湖でリフレッシュすることができます。
特にウィスラーに向かう途中にあるBrandywine Falls (ブランデーワイン・フォールズ)という滝は、圧倒的な水量で立ち上がる霧によって、とてもくっきりとした美しい虹を見ることができるのでオススメです。
(天候によっては虹が見えない場合があります)

バンクーバーからウィスラーへは複数の会社によってバスが運行されています。
オフシーズンにはバンクーバーからの往復バスの最安値が$40と比較的安価で旅行に行くことができます。
もし夏に訪れる予定ならばバスより自家用車やカーシェアリングの利用をオススメします。
なぜなら先ほどオススメしたように周辺には滝や湖など、見どころが点在しています。
車があればそれらの観光スポットへのアクセスが容易なのと、カーシェアリングの「evo」を利用すれば格安で車を借りることができるのでオススメです。
evoを利用した場合の金額やウィスラーの観光スポットについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も併せてお読みください。
Joffre Lakes(ジョフリー・レイクス)

ジョフリーレイクスはウィスラーよりもさらに1時間北上したところにある3つの湖の総称、同時にそれらの湖がある州立公園を指します。
これらの湖は氷河の氷が溶けて生まれた氷河湖で、その水に含まれる成分が陽の光を反射して湖面がきれいなエメラルド色に見えます。
ここでは主に3つの湖を巡るハイキングが盛んで、毎年6月中旬から10月初旬がシーズンとなります。
トレイル(ハイキングコース)は全長11kmで、途中アップダウンもあるため想像以上に険しい道のりとなります。

途中休憩をはさむことも考慮して所要時間は往復6時間ほど。
ジョフリーレイクスへの行き方ですが、ここへは公共交通機関でのアクセスができません。
そのため自家用車かカーシェアリングを利用することになるでしょう。
バンクーバーからは片道2時間半ほどの運転で到着します。
(※現地では携帯の電波が入らないため、タクシー利用は不可能です。)
そしてジョフリーレイクスへ行くのに忘れてはいけないことがあります。
それは事前のDay Pass(デイパス)申請です。
この申請をWebで済ませないと当日現地についてもハイキングをすることはおろか公園内に入ることも湖を見ることもできません。
Passの詳しい申請方法やハイキングコース・湖の詳細についてはこちらの記事を参考になさってください。
White Rock(ホワイトロック)

バンクーバーの南東、アメリカとの国境近くにある町ホワイトロック。
町の名前の由来ともなった「白い岩」が観光スポットとして有名で、実際に間近で見たり触れたりすることができます。

岩の近くにはカナダで最も長い桟橋の “White Rock Pier” (ホワイトロックピア)もあり、多くの人で賑わいます。

リゾート地、別荘地としても有名で閑静な町と美しい海で落ち着いた時間を過ごすことができます。
またホワイトロックではフィッシュアンドチップスが有名で、海岸沿いにいくつものお店が立ち並んでいます。
中でも有名なお店の “Moby Dick” では、大きなフィッシュアンドチップスを堪能することができます。

バンクーバーからのアクセスはCanada Lineという電車とバスを乗り継いで約1時間半で行くことができます。
具体的な電車とバスの情報についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
Steveston (スティーブストン)

バンクーバーの南に位置するRichmond(リッチモンド)の南西部の港町。
古くからサーモン漁が盛んな港町で、漁村としての面影が今もなお残っています。
Fisherman’s Wharf (フィッシャーマンズワーフ)では美味しいシーフードを食べたり、新鮮な海の幸を購入することができます。

また19世紀に建造された缶詰工場の博物館や造船工場、日本人移民の民家などからその町の歴史や日系人の足跡をたどることができます。

海と緑が共生する穏やかな港町。休日を過ごすにはうってつけな観光地です。
バンクーバーからは電車とバスを乗り継いで約1時間で行くことができます。

アクセスに使うバスと停留所の情報、日本人移民の歴史や観光スポットの情報についてはこちらのスティーブストンの記事をご確認ください。
Deep Cove(ディープコーブ)

ノースバンクーバーの入り江にある小さな町ディープコーブ。
入り江なので非常に波が穏やかで、優しい時間の流れる場所です。
ディープコーブに来る多くの人はQuarry Rock(クアリーロック)と呼ばれる山の上の一枚岩を目指してハイキングを楽しみます。

トレイルはそこまで勾配がきつくないので万人向けのハイキングコースと言えるでしょう。
他にも海でSUP(サップ)ができたり町の有名なドーナツを食べたり、楽しみ方は人それぞれです。

バンクーバーからディープコーブへはバスを使ってアクセスすることが可能です。
バスなら1時間ほど、車なら30分ほどと気軽に遊びに行けるのも魅力的です。
ディープコーブは美しい街並みと自然が多く残っていて、インスタ映えする写真が多く撮れます。
観光スポットの情報だけでなく秘密のインスタ映えスポットも紹介しているので、知りたい方は是非こちらの記事をご覧ください!
Capilano Suspension Bridge(キャピラノ吊り橋)

キャピラノ吊り橋はノースバンクーバーにある最も有名な観光地の一つです。
地上70mもの高さを全長140mの橋が架かっており、見るだけでなく実際に歩いて渡ることもできます。

橋以外にも崖や樹上に設置された遊歩道があったりカフェやレストラン、お土産屋さんなども充実しています。
冬にはCanyon Lights(キャニオンライツ)というイルミネーションイベントが開催されます。
寒い中鑑賞するイルミネーションはなんだか心が温まりますね。

キャピラノ吊り橋へはバンクーバーから無料のシャトルバスが出ているのでこれに乗ってアクセスするのが一般的です。
シャトルバスの乗り方やチケットのお得な購入方法についてはこちらの記事をご参照ください。
まとめ
以上、バンクーバーから日帰りで行ける観光地6選のご紹介でした!
どの場所も、行くたびに「来てよかったな」と思えるところばかりです。季節や気分にあわせて、ぜひバンクーバーからの日帰り旅行を楽しんでくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Sozoro
バンクーバーのダウンタウンの観光地まとめの記事はこちら