(この記事は2025年8月20日に更新されました。)
今回はカナダのモントリオールを「1日のみ」で観光してきたので、そのモデルコースをご紹介します!
行きたい場所、食べたいものは全部制覇できましたが、実際のところもう少し時間に余裕があった方がいいな、というのが率直な感想です。
モントリオールは北米バックパック旅4日目で、バンフに次いで2都市目となります。
これまでの旅についてはコチラので記事にしているので、よければ読んでみてくださいね!
前回(3日目の記事)
初回の記事
モントリオールってどんなところ?
モントリオール(英語でMontreal)はカナダ第2の都市で、ケベック州では最大の規模を誇ります。
かつてフランス領だった歴史を持ち、現在でも市民の8割以上がフランス語を話すことができたり、街並みや食文化にもフランス文化が強く感じられます。
観光は街並みの散策がメインになるので春と秋がベストシーズンと言えるでしょう。
観光は1泊2日から2泊3日を見ておくのがオススメですが、観光スポットは市街地の中心にまとまっているので、効率よく周れば1日でも一通り見て周ることができます。
私が訪れたのは7月末でしたが、天気はとても良く気温も高かったので服装は日本の夏と同じ格好で良いと思います。
筆者の所感
カナダは英語とフランス語の両方が公用語ですが、モントリオールでは道路や施設の案内は一部フランス語のみで記載されていたりと、第一言語としてフランス語が好まれているように感じます。
また公衆衛生の水準がトロントやバンクーバーなどの他の北米都市よりも高い印象を受けました。
港付近は石造りで歴史を感じさせる建築物が多く、空が広く開放的であることなどから日本の港湾都市でいうと横浜や神戸と似た雰囲気を感じさせます。
モントリオール観光
モントリオール空港へ
カルガリー国際空港(YYC)からモントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港(YUL)まで飛行機でやってきました。
航空会社:AIR CANADA
カルガリー国際空港(YYC)- モントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港(YUL)
予約サイト:Booking.com(ブッキングドットコム)
航空料金:$ 315.09
フライト時間は4時間5分。
モントリオール空港へは7:10AMに到着しました。
これから市街地に行くために空港内のバス停へと向かいます。
St. Joseph’s Oratory (サン・ジョゼフ礼拝堂)

空港からバスで1時間かけて最初の目的地のサン・ジョゼフ礼拝堂へやってきました。
現在の時刻は9:00AM。あまり飛行機で眠れず若干のグロッキー状態ですがサクサク観光していきます!
サン・ジョゼフ礼拝堂は街の中心からは少し離れた場所に位置していますが、市街地より空港寄りにあるため最初に訪問しました。
サン・ジョゼフ礼拝堂はカナダ最大のカトリック教会で年間200万人もの訪問者が参拝をしにやってきます。


サン・ジョゼフ礼拝堂には45分ほど滞在しました。
観光の所要時間は長くても1時間ほどだと思います。
次はブランチを食べるべく再びバスに乗車します。
昼食 「Schwartz’s」 (シュワルツ)

サン・ジョゼフ礼拝堂から再びバスに乗り40分ほどかけて目当てのレストランにやってきたのは11:00AM
Schwartz’sは1928年創業の老舗で、ご当地グルメ「モントリオールスモークミート」を提供している昔ながらのダイナーです。




スモークミートという名前なので燻製のような香りが強くするのかなと思っていたのですが意外とそうでもなく、スパイスの効いた味付けの柔らかいお肉が絶品でした。
Schwartz’sでは30分ほど滞在しました。
スモークミートやベーグルなどのモントリオール名物についてはコチラの記事で詳しく紹介しています。
実はモントリオールベーグルの有名店 “Fairmount Bagel” (フェアモントベーグル) にも立ち寄ったのですがお腹がいっぱいで結局何も買わずにスルーしてしまいました。

Jean Talon Market (ジャン・タロン・マーケット)


Schwartz’sとFairmount Bagelの直線上、サンローラン通りを北西に進みます。
12:30PM頃に次の目的地であるジャン・タロン市場へとやってきました。
ジャン・タロン市場では青果をはじめとして、花やシーフード、お土産など何でも揃えることができます。
屋外のマーケットとしては北米で最大の規模なんだそうです。
観光の所要時間は30分ほどでしょう。
Basilique Notre-Dame de Montréal (モントリオール・ノートルダム聖堂)

時刻は1:00PM過ぎ
ジャン・タロン・マーケットを後にして、バスでノートルダム大聖堂にやってきました。
見学には$16かかりますが、事前にホームページからチケットを購入していたので速やかに入場できました。

内部は青を基調としたデザインで神秘的な美しさを感じます。
7000本以上ものパイプを使用したパイプオルガンも見どころの1つです。
所要時間は45分ほどでしょうか。
宿泊施設にチェックイン
3:00PM頃に本日の宿「M Montreal Hostel」に到着しました。
ブッキングドットコムで予約して1泊$61.9でした。
清潔感のあるホステルでいい感じです。
昨晩のフライト中寝れなかったことと夏の暑さで少しバテてしまったので、2時間ほど宿で休息を取って英気を養います。
Vieux-Port de Montréal (ヴュー=ポール・ド・モントリオール)





宿で休息し時刻は5:00PM
モントリオール旧港(英語で “The Old Port of Montreal”)にお散歩しに行きます。
セントローレンス川を臨む観光エリアで、川に沿って観覧車やアミューズメント施設、ジップラインやスケートリンクなど様々なレジャーが楽しめます。
緑も多く歩いているだけでも開放的な気分になれて、とても気持ちが良い場所です。
Silo #5 (サイロナンバーファイブ)

モントリオール旧港を川沿いに歩いていると、必ず目にすることになる巨大な船のような形をした建築物があります。
一見すると何かの廃工場のような・・・?
実はこれ、かつて使われていた穀物貯蔵庫なのだそうです。
現在は稼働しておらず一般公開もしていないようですが、過去の遺構や廃墟が好きな方には必見の場所ですね。
これだけ巨大な廃墟が街の中心に現存しているのは不思議な感覚です。
Habitat 67(アビタ67)

1967年のモントリオール万博に合わせて建設された集合住宅で、Silo #5と同様にセントローレンス川を歩いていると見つけることができます。
小学生の頃に流行ったカドケシ連想させる奇抜なデザインですが、現在でも居住が可能な高級物件となっているようです。
モントリオール旧港では1時間以上ぶらぶらしていました。
Vieux-Montreal (ヴュー=モントリオール)


旧市街(英語で “Old Montreal”)はモントリオール旧港に隣接していて、17世紀にフランス人入植者によって造り上げられた街並みが色濃く残るエリアで「北米のパリ」と呼ばれています。
路面は石畳、建物は石造りでタイムスリップしたかのような夢心地な気持ちで散策をします。
おしゃれなカフェやレストラン、ギャラリーが多く立ち並んでいるので、ここいらで一休みするのもいいでしょう。
私は1時間ほど散策しましたが、旧市街で食事をしたりショッピングを楽しみたいという人であれば1日中楽しめるかもしれません。
夕食 「La Banquise」(ラ・バンキーズ)

時刻は7:30PM、そろそろお腹が空いてきましたね。
モントリオールといえばスモークミートやベーグルも人気ですが、もう一つ忘れてはいけない食べ物があります。
そう、カナダ名物「プーティン」です!

プーティンはここモントリオールが発祥で、人気のお店が複数存在しています。
しかしその中でも最も有名なプーティン専門店に行きたいということでやってきたのはここ “La Banquise” です。
プーティンとLa Banquiseについてはコチラの記事でより詳しく解説しています。
5日目へ
プーティンを頂いた後は、そのまま宿に帰って就寝しました。
今回のモントリオール旅行でかかった費用の総額は$448.19でした。
モントリオールへの航空券 $315.09
ホステル $61.9
ノートルダム大聖堂への入場券 $16
バスのデイパス $11
シュワルツ(昼食代) $30.65
飲料代 $3.65
La Banquise(夕食代) $9.9
今日1日、少しスケジュール的にタイトでしたね・・・
明日も観光できれば1泊2日と丁度良かったのでしょうが、明日は早朝からVIA鉄道に乗りケベックへと向かいます。