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トロントから日帰りナイアガラ観光【写真付きモデルコース紹介】

Niagara Fall おでかけ

(この記事は2025年8月27日に更新されました。)

今回はトロントから日帰りでナイアガラフォールズに観光してきたので、アクセスや各施設の料金、所要時間、滝以外のオススメのスポットを紹介していきます!

なお現在、【夏のカナダ・アメリカ旅行】の9日目、今回のナイアガラフォールズで6都市目となります。

1日目の記事はコチラ (バンフ・カナディアンロッキー)

前回(8日目)の記事はコチラ(トロント)

ナイアガラってどんなところ?

ナイアガラ(英語でNiagara)はアメリカとカナダをまたがる観光地で、その間を流れ落ちる「ナイアガラの滝」で世界中に広く知られています。

ナイアガラ川を挟むようにしてナイアガラフォールズ(Niagara Falls)という街が存在しますが、これはアメリカ側とカナダ側で同じ名前の別の街が存在しています。

特にカナダ側のナイアガラフォールズにはたくさんの飲食店やアトラクションが立ち並び、町全体がテーマパークのような雰囲気があります。

ナイアガラ観光

トロントからナイアガラへ

滞在中のトロントからナイアガラまで長距離バスで向かいます。

長距離バス予約詳細

予約サイト:megabus (メガバス)

運航会社:megabus (メガバス)

乗車場所:81 Bay St (Union Stn Bus Terminal, 2nd Floor)

降車場所:Table Rock Transit Station

所要時間:1時間50分 (11:30AM-1:20PM)

バス片道運賃(1名):$10.43

バスの乗り場はユニオンステーションバスターミナルです。

トロントを起点にバスで移動する人はこのターミナルを頻繁に使うことになるでしょう。

オタワへ日帰り旅行に行った際も同じターミナルからバスに乗りました。

8月初旬でしたが道路が渋滞してしまい、ナイアガラの降車地点に到着したのは予定時刻より1時間遅れた2:20PM.

ランチタイムのピークは過ぎてしまいましたが、まずは腹ごしらえをしにスカイロンタワーのレストランへと向かいます。

Skylon Tower (スカイロンタワー)

スカイロンタワー

ナイアガラのシンボル的存在で、高さ236mのタワーの上層部には2つのレストランが入っており、ナイアガラの滝を一望しながら食事をすることができます。

タワーの最上部には屋外の展望デッキがあり、ナイアガラや周辺の街をぐるっと見渡すことができます。

イエローバグ
タワーの側面に張り付くように設置されているエレベーターをYellow Bug(黄色い虫)と呼ぶらしいです。カワイイらしいですね

Summit Suite Buffet(サミット・スイート・ビュッフェ)

サミット・スイート・ビュッフェ

事前に予約していたサミット・スイート・ビュッフェへやってきました。

訳すなら「スカイロンタワー頂上の特別ビュッフェ」といったところでしょうか。

2:30PMからの回に予約していたのですが、道路渋滞でナイアガラのバス停(Table Rock Transit Station)に着いたのが2:20PM

バス停からスカイロンタワーまで徒歩で20分かかるので、走ったとしても遅刻は必至です。

しかし、結論から言うとなんとかなりました。

スカイロンタワーからの予約完了メールには「予約時間の15分前までにお越しください」と記載があるのと同時に「予約時間から15分が経過したらキャンセルされる可能性があります」との記載があります。

今回予約時間が2:30だったのに対してスカイロンタワーの1Fゲストサービスでチェックインを行ったのが2:40PMと、予約が失効する5分前になんとか滑り込むことができました。

いざチェックインをしてからもビュッフェ会場へと向かうエレベーターが混みあっていて、さらに10分ほど1Fでエレベーターを待っている時間があったので、なんだかんだ15分以上遅刻をしても間に合ったのではないか?と思いました(実際のところはわかりませんが)

エレベーターへと誘導されてサミット・スイート・ビュッフェのある高層階へ。

ここからの眺望は想像以上に良く、ナイアガラの滝や街並みが一望できました。

サミット・スイート・ビュッフェ
サミット・スイート・ビュッフェの会場

ビュッフェも品数が多く味も非常に美味しかったです!

ナイアガラ旅行に行く人にはサミット・スイート・ビュッフェは必ずオススメしています。

私は1時間ほど食事を楽しみましたが、ビュッフェ自体は90分制($64.03)です。

ここでゆっくり楽しんでもらうために所要時間は90分を見込んでおくといいと思います。

このサミット・スイート・ビュッフェの会場の上部にはもう一つRevolving Dining Room(リボルビングダイニングルーム)というレストランがあり、なんとこちらは1時間で床が360°回転する仕組みになっています。

そのため店内のどの方角の席に通されても1時間以内には必ずナイアガラの滝が窓の外に現れてくれるのです。

Observation Deck (展望デッキ)

ビュッフェの予約にはスカイロンタワー最上部の展望デッキへの無料アクセスも付いています。

次の予定も迫っていますので、10分ほど景色を楽しんだら足早に展望デッキを後にします。

Niagara City Cruises (ナイアガラ・シティ・クルーズ)

お次はナイアガラ川から船に乗り、ナイアガラの滝つぼに接近する人気ツアーに参加します!

“Bounce” (バウンス)で荷物を預ける

ナイアガラ・シティ・クルーズには荷物を持ち込むことができないため、その間どこかに荷物を置いておかなければなりません。

私は今回ナイアガラに宿泊しない日帰り旅行なので、ホテルに荷物を預けることができず、代わりの手段を考える必要がありました。

ナイアガラ・シティ・クルーズではロッカーの用意はありません。

そこでバウンスという旅行者向けの荷物預かりサービスを利用することにしました。

スマホアプリから荷物を預かってくれるホテルやショップなどの提携店を探し、実際に店舗に行って荷物を手渡しします。

そしてその後自身で指定した引き取り時間に荷物を取りに行くという流れです。

今回は “Niagara’s Best Inn” というホテルに荷物を預けてクルーズへと向かいます。

4:30PMから6:00PMまで預かってもらって料金は$6.45でした。

乗船

8月初旬の土曜日ということもあり、受付から乗船口まではそこそこ列ができていました。

事前にオンラインで3:30PM-4:30PMの時間帯のチケットを購入していましたが、実際に乗船したのは5:20PMでした(自分の到着が遅れたこともあり)。

スタッフから配られた赤いポンチョを着て、いよいよ乗船です!

ナイアガラ・シティ・クルーズ

馬蹄型(U字)の滝つぼに船が最接近すると船はしばらくその場に停泊します。

船の上からゆったりと滝の美しさを観察できるんだろうな・・・なんて考えてはいませんか?

滝つぼ近くでは自然災害レベルの暴風雨が吹き付けていて、全身ずぶぬれになることはもちろん水しぶきがすごすぎて呼吸をするのにも必死でした。

ナイアガラ・シティ・クルーズ
襲い来る暴風と水しぶき

これはもうツアーとかクルーズとかっていうよりも、そういうアトラクションの一種に近いですね。

しかしこれほどの水量が流れ落ちる滝は、世界にそう何か所と無いでしょう。

圧倒的な自然のパワーと雄大さを間近に感じ、しばらく茫然としてしまいました。

これまでカナダ全国を旅行して来ましたが、一番来てよかったと思ったのはここナイアガラかもしれません。

なお乗船時間は20分。料金は$37.86です。

ツアー終了後、Bounceで預けた荷物を回収しに行きます。

Falls Incline Railway (フォールズ・インクライン・レールウェイ)

フォールズ・インクライン・レールウェイ

スカイロンタワーでの食事やナイアガラ滝のクルーズ等、事前に予約をして決まっていた用事をすべて終え、街を散策します。

そこで目に留まった小さなケーブルカー「フォールズ・インクライン・レールウェイ」に乗り、Table Rockという始めにバスを降りた辺りの場所へと向かいます。

Table Rock Centre (テーブルロックセンター)

テーブルロックセンター

ショップや飲食店、ATMなどが入る観光複合施設です。

この建物の裏が滝から水が流れ落ちる、ちょうどその場所だったと思います。

多くの見物客でにぎわう場所ですね。

Clifton Hill(クリフトン・ヒル)

クリフトン・ヒル

クリフトン・ヒルはカナダ側のナイアガラフォールズの街に広がる遊園地のような場所で、飲食店やショップはもちろんアーケードゲームやお化け屋敷、観覧車やローラーコースターなどがひしめき合っているエリアです。

家族や恋人、友人と楽しい時間を過ごすのにぴったりの場所ですが、私は一人だったので散策だけしてアトラクションは眺めているだけでした(笑)

私は歩いて周るのに1時間ほど使いましたが、遊園地やアミューズメント施設が好きな人にとっては1日でも2日でも楽しむことができる場所でしょう。

国境を越えてアメリカへ

この後国境を越えてアメリカ側のナイアガラフォールズへ向かうのですが、トロントから訪れてそのままトロントに帰る、という方はアメリカ側へ行く必要はないと思います。

アメリカ側はカナダ側ほど観光開発されていないため街も落ち着いていますし、角度的にカナダ側から見るナイアガラの滝の方が素晴らしいからです。

私はこの後アメリカ側へ渡り、今晩の内に長距離バスでニューヨークへと向かいます。