(この記事は2025年8月25日に更新されました。)
今回はトロントのセントローレンスマーケット、ディスティラリー地区、ハーバーフロントを半日で観光していきます!
それぞれの観光地での所要時間と実際にかかった金額、観光のモデルコースを徹底解説していきます!
現在、【夏のカナダ・アメリカ旅行】の8日目で、今回のトロントで5都市目です。
1日目の記事はコチラ(バンフ・カナディアンロッキー)
前回(7日目)の記事はコチラ(オタワ)
トロント観光:2日目
トロント旅行1日目の記事はこちら
St. Lawrence Market (セントローレンス マーケット)



1803年に設立されたセントローレンスマーケットは、200年もの間「トロントの台所」として市民に親しまれてきた歴史のある場所です。
市場はメインとなる南のサウスマーケットと、Front Sreet(フロントストリート)を挟んで、北のノースマーケットに分かれています。
サウスマーケット内には100以上の店舗が入っていて、野菜や果物、チーズ、パン、シーフードとそれぞれの専門店もあれば、レストランやキッチン雑貨店、お土産店と多種多様です。
一方ノースマーケットでは毎週土曜日にファーマーズマーケットが、毎週日曜日にはアンティークマーケットが開催されています。
名物「Peameal Bacon Sandwich(ピーミールベーコンサンドイッチ)」を実食!
時刻は11:30AM頃
丁度お腹も空いてきました。
ちょっと早いですがマーケットでお昼ご飯にしようと思います!
トロントに来る前から旅行本やネットで調べて、ずっと食べたかったものがここセントローレンスマーケットにあるんです。
それを求めてセントローレンスマーケット1FのCarousel Bakery (カルーセル・ベーカリー)を探します。

店にたどり着くまで少し探しましたが、この派手で可愛らしい店舗の外観を知っていたら見つけるのに苦労しないで済むでしょう。
店舗の店先に看板が出ている「ピーミールベーコン」が今回の目当てです!

看板にはこのような売り文句がかかれています。
“Savour the one & only internationally acclaimed Peameal Beacon on a soft country bun”
訳「世界的に高い評価を得ている唯一無二のピーメイル・ビーコンを、柔らかいカントリーバンでお楽しみください」
カントリーバンというものに聞き馴染みが無かったのですが、これは丸くて柔らかい、田舎の家庭で作られるような素朴なパンの種類なのだそうです。
そもそもピーミールベーコンとは何かというと、ここトロントが発祥の食べ物です。
乾燥挽きトウモロコシ(コーンミール)の衣を付けて燻製したベーコンのことで、それをここカルーセル・ベーカリーではカントリーバンに挟んで提供しています。
早速1つ購入してみましょう。
お店の人に「ソースは何にする?」と聞かれました。え?選べるの?
ソースの種類もたくさんあって(後で調べたら12種類あったそう)悩んでしまいそうだったので「signature(定番)のやつで」と注文したらハニーになりました。
早速店舗の前のベンチに腰掛けていただきます。

ベーコンはとっても柔らかい食感で結構塩が効いています。
ハニーの甘さとの相性もいいですが、この甘いのとしょっぱいのの組み合わせは日本人の間では好みが分かれそうです。
さて、サンドイッチを食べ終えましたがまだお腹が空いている・・・
地下一階部分に降りて散策を続けます。
激安!?セントローレンスマーケット地下の「カワイ子ちゃんのパスタ」
地下一階をぶらぶらしていると人で賑わっているお店を発見。
ここ “Uno Mustachio” はイタリアン系のサンドイッチやパスタを提供しているお店で、『ルパン三世 カリオストロの城』に出てくるミートソーススパゲティそのまんまの同じ見た目のパスタを食べることができます。
しかし今回私の目に留まったのはこちら。

Bambina’s Pasta. 訳して「カワイ子ちゃんのパスタ」です!
なんといってもその値段の安さ。
カナダの外食で$11.50でパスタを食べられるお店が他にあるでしょうか?いや、ない(反語)
トマトソースとパルメザンチーズというシンプルな構成を指してのカワイ子ちゃんなのか、それともこの破格な金額に釣られて注文してしまう私のような客がカワイ子ちゃんなのか、その真偽は定かではありませんが、勢いに任せて注文します。

Bambina’s Pasta「カワイ子ちゃんのパスタ」$11.50
地下一階の隅の方にフードコートみたいなエリアがあったのでここで食べさせてもらいます。
量もしっかり一人前あって美味しかったです!
時刻は1:00PM. お腹も膨れたので街へ散策に繰り出します。
Distillery District(ディスティラリーディストリクト)

19世紀に稼働していたGooderham & Worts (グッダーハム・ウォーツ)という会社のウイスキー蒸留所の跡地を再開発して、2003年に複合施設としてオープンされたのがこのディスティラリーディストリクトです。
レンガ造りの建物が立ち並び、多くのカフェやギャラリーが営業しています。
トロントに来たら是非散策したい場所の一つです。





全体的にくまなく歩き、滞在時間は30分ほどでした。
Harbourfront (ハーバーフロント)

ディスティラリー地区からゆっくりと寄り道をしながら1時間かけて湖沿いのハーバーフロントまでやってきました。
複数の公園や遊歩道が整備されていて、観光客はもちろん市民の憩いの場となっています。
CN Tower (CNタワー)

ハーバーフロントからも見えるトロントのランドマーク “CNタワー” へはハーバーフロントエリアから歩いて約15分。
超高層タワーでその高さはなんと553.3mにもなります。
タワー内の展望台からはトロントの街並みとオンタリオ湖を一望することができます。
時刻は3:00PMと少し早いですが、今日観光したいところは全て周りきれたので宿に戻ってゆっくりすることにします。
9日目へ
今日でトロント旅行最終日を無事終えました。
私はトロントの観光に1日半ほど時間をかけましたが、観光の所要日数は丸2日あれば十分だと思います。
次回のカナダ・アメリカ旅行9日目では、日帰りでのナイアガラ滝観光についてご紹介していきます!