【ワーホリの闇】人生終わった?最高のワーホリにするためにあなたが今すべきこと・してはいけないこと

暗闇の写真 キャリア

(※このページは2025年7月16日に更新されました)

この記事はこんな人にオススメ

「ワーホリって調べると【人生 終わった】って出るけどなんで?」

「ワーキングホリデーをやめた方がいいのはどんな人?」

「ワーキングホリデーをするか迷っているけど、帰国後のキャリアが心配」

ここ最近 “ワーホリ” や “ワーキングホリデー” といった言葉でGoogle検索をすると、検索候補に【ワーキングホリデー やめた方がいい】とか【ワーホリ 人生 終わった】と表示されることが多くなりましたね。

ワーホリの検索結果画面
こんな風に

さて、本当にワーホリで人生が終わるのでしょうか?

だとしたらどのようにして人生が終わってしまうのでしょうか?

結論から言うと、ワーホリで人生は終わりません。

ワーホリで終わる人生ならば日本にいても遅かれ早かれ同じ運命をたどっていたことでしょう。

本記事ではワーホリで人生が終わったと感じる人はどんな人なのか、ワーホリを利用してその後の人生をより良くするにはどうしたらいいのかについて分析していきます。

はじめに

筆者について

この記事を書いている私自身はというと、ワーキングホリデーに行く前と帰国後でこのような変化がありました。(当時28歳)

・帰国後に大手外資系企業に就職し年収約200万円アップ

ワーホリ前に日本で勤めていた会社とワーホリ後に日本で就職した会社での年収差。

・TOEIC 自己ベスト更新

ワーホリ前に受験した650点から帰国後2週間以内の受験で835点まで向上。

・一生涯付き合える友人が出来た

カナダでのワーホリ中にシェアハウスで過ごした日本人の仲間たち。

・ワーホリ前と比べて資産が36万円減った。

一時帰国の際の航空料金と北米でのバックパック旅行が大きい支出。

私としては自身のワーホリ経験とその結果について、おおむね肯定的に捉えています。

私の周りのワーホリ経験者たちも、キャリアアップのための転職や、自分の目指すライフスタイルに合った生活を手に入れている人が多く見受けられます。

しかしその一方、「ワーホリで人生が終わった」と感じる人がいるのもまた事実です。

次に「ワーホリで人生が終わった」と感じる人とその要因について詳しく分析していきます。

ワーホリで人生が “終わる” 人

記事の冒頭でも述べたようにワーホリのせいで人生が終わるなんてことは実際にはありません。

しかしワーホリで人生が終わったと感じる人には、次のような人たちが多いでしょう。

ワーホリで人生が終わったと感じる人

「渡航先で貯金を使いこんでしまった」

「海外生活にうまく馴染めずに日本へ即帰国した」

「ワーホリの認識そのものを間違えている」

「帰国後の就職活動が思う通りに進まない」

渡航先で貯金を使いこんでしまった

ワーホリで人生が終わったと感じる人の中には経済的な事情を抱えている人が多くいます。

渡航先の国にもよりますが、例えば私がカナダに行った時は片道航空券が約8万円、バンクーバーでの家賃が月々およそ10万円、それに加えて食費や交通費が月に約5万円かかっていました。

バンクーバーでは移民の急激な増加が問題になっており、仕事を得るにも大変な倍率なので、必死になって仕事を探してもすぐに仕事に就けるとは限りません。

ただ生きているだけでものすごいペースで貯金が減っていくので、貯金が底をつき早々に帰国を決める人も少なくありません。

海外生活にうまく馴染めずに日本へ即帰国した

このケースも実によく聞きます。

理由は日本との気候の違い、文化の違い、治安の悪さと様々ですが、一番大きな要因はやはり “人” によるものでしょう。

ワーホリで渡航した直後は誰しもが一人きり。

現地には頼れる家族も友人もまだいません。

そのような環境の中で唯一のコミュニティとも言えるホストファミリーやハウスメイト、学校のクラスメイトとの関係をうまく築くことができないと、精神的に追い詰められてしまうことでしょう。

ワーホリの認識そのものを間違えている

ワーホリは渡航するだけでも大変なコストがかかります。

航空券の購入、ビザの取得、ホテル代や家賃、学校に通う人は学費などなど。

しかし 【ワーキングホリデー】や 【海外渡航】 はそれ自体には何の価値もありません。

もちろんワーホリで海外に渡航しただけでは、就活でアピールできるキャリアが築けるわけはありません。

語学学習などの目的を持っていても、いざ海外に渡航してしまうと毎日の生活に追われ貯金を切り崩しながら生きることに精一杯になってしまうケースもよくあります。

オーストラリアで炊き出しに並ぶ日本人ワーホリのニュースが記憶に新しいですね。

私自身も最初の数か月は仕事が決まらずにお金もなく、非常に苦しい生活を送っていました。

こうなってくると、渡航前に思い描いていた外国人との交流やネイティブ環境での仕事経験などは二の次となってしまい当初の目的を忘れてしまいがちになってしまいます。

ワーホリは渡航してゴールではなく、渡航してから何かに本気で取り組まなければいけないという瞬間が多々訪れます。

帰国後の就職活動がうまくいかない

ワーキングホリデーを経験した人の中には、帰国後の就職活動が難航してしまう人が多くいます。

そういった人は共通して下記の2点ができていません。

「行動に一貫性を持たせる」

「正しく就職活動を行う」

ワーホリ後の就職活動がうまくいかない理由、そして就職活動を成功させる方法については下記の記事で詳しく解説しているので、帰国後のキャリアアップ、年収アップを望む人はこちらの記事も併せて読んでみてください。

ワーホリで後悔しないためにやること

前の章で紹介した 「ワーホリで人生が “終わる” 人」にならないためにはどのようなことをしたらいいのでしょうか。

この章ではワーホリで後悔しないため、あなたがやるべきことを解説していきます。

十分な資金を用意する

ワーキングホリデーでは、生活を軌道に乗せるまでに非常にお金がかかります。

現地で家を探す場合、入居するまでのホテル宿泊費、デポジットと家賃、食費、交通費を自分の貯金から切り崩さなければなりません。

仕事探しも、あなたの必死さや努力の量に結果が必ずしも比例するとは限りません。

仕事探しはタイミングと運です。

運が悪ければ3か月は仕事が決まらず無収入の状態が続くと想定しておくべきでしょう。

そのため3か月分の生活費と、何かあった時の緊急帰国のフライト料金、これに少し余裕を持たせた80万円から100万円は用意しておくべきでしょう。(もちろん渡航先の国によります)

Youtubeなどではそこまで大金を用意する必要はないと言っている人もいますが、果たして本当にそう言い切れるでしょうか?

お金に余裕がないと生活レベルを落とさざるを得ません。

食費にお金がかけられず健康状態が悪化します。

交際費にお金がかけられず友人や恋人はできません。

交通費にお金がかけられず就職活動ができません。

せっかく大金を払って海外に渡航してきたのに、その渡航先の海外でお金が無いために自室に引きこもって生活をする、という状態になってしまった人を知っています。

しっかりとワーホリ生活を充実させるために、しっかりと日本で時間をかけてお金を蓄えてから渡航するようにしてください。

決して留学エージェントやインフルエンサーの甘い言葉に乗せられてはいけません。

信頼できる人との関係を築く

海外では、日本で生活する以上に周囲の人の助けが必要になるケースが多いです。

例としていくつかのケースを列挙します。

「日本の銀行口座に預けてある預金を海外現地通貨に現金化したかったが、海外でアプリがうまく動作せずに送金ができなくなってしまった。結果知人からお金を借りてその場を乗り切った。」

「渡航前にワーホリ先で住む家を決めたが、デポジットを現金で渡す必要があったので事前に交流のあった現地の日本人に代わりに支払いをお願いした」

「大家とトラブルがあったが、他の仲の良い住人たちが自分の味方となり多くの証言をしてくれたおかげでトラブルが解決した」

「渡航先の国での書類発行や銀行口座解説などで、先輩ワーホリ民に都度不明点を聞くことができた」

「治安の悪いダウンタウンに用事があり、友人に一緒に付き添ってもらった」

「国際免許を持っている友人に車を運転してもらって用事を済ませた」

「日本に帰国後、職場からの給料や国からの税金還付を受けて海外の預金口座に振り込まれたお金を、友人経由で日本の自分の預金口座に送金してもらった」

上記は実益に関することのみでまとめていますが、それ以前に信頼できる友人と一緒に買い物をしたりパーティーをしたり、旅行をしたりするのは一生忘れることができない、かけがえのない思い出になります。

海外生活を充実させるためにも、とにもかくにも人間関係の構築を最優先にまずは行動をするべきです。

日本帰国後の人生について計画・行動をする

もしもあなたが日本帰国後に会社員としてキャリアアップや年収アップを目指すなら、ワーホリ渡航前には具体的なビジョンを思い描いて行動に移し始めなければなりません。

前章でもお伝えした通り、ワーキングホリデーという制度そのものには価値は無く、あなたが渡航先の海外で何をしたのかという “行動” だけが唯一あなたの “市場価値” に直結します。

あなたがワーホリ帰国後に日本で就きたい会社や仕事を想像して、その未来に繋がるような行動を一つ一つ自らの手で選び取っていかなければいけません。

ワーホリ帰国後の就職活動について詳しくはこちらの記事をご参照ください。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

本記事の結論をまとめると、ワーホリで後悔しないため、やるべきことは下記の通りです。

ワーホリで後悔しないためには

・十分な資金を用意する

・信頼できる人との関係を築く

・日本帰国後の人生について計画・行動をする

中でもまずは人間関係の構築が最優先でしたね!

日本にいるうちに、同じ渡航先に行く知人・友人が作れたら安心ですね!

他にも当ブログでワーホリにまつわる記事をいろいろ書いておりますので、よろしければ併せてご一読ください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

Sozoro

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